Category Archives: Windows

TrueCrypt CPUベンチマークの使用方法・測定結果一覧

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「TrueCrypt」は、ディスクやファイルの暗号化を行うための有名なフリーソフトです。Windows版に加えて、Mac OS X版・Linux版も提供されており、幅広いプラットフォームで動作します。

TrueCryptでは「AES」「Serpent」「Twofish」という3種類のアルゴリズムを用いて暗号化を行うことができるのですが、各暗号化アルゴリズムの処理速度を計測するベンチマーク機能も備えており、同機能を用いることでマルチコア・マルチスレッド環境におけるCPUの全体性能を簡単に確認することができます。

ORION高負荷ベンチマーク実行手順 – SSD 240GB級

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Oracle社が提供するディスクIO性能ベンチマークソフト「ORION」を用いて、SSDに対してread/writeが混在する高負荷を30分以上連続して掛けながら、SSDの速度性能を測定する際の手順メモです。

240GB級のSSDでは、SSD上に合計160GB(10GB×16)の計測用ファイルを作成して、同ファイル群の全域に対するI/O性能を計測します。これによって、SSDが内蔵するキャッシュメモリの影響を極小化すると共に、実利用時のディスク使用率に近い状態でSSDの速度性能を比較することができます。

姫野ベンチの使用方法・測定結果一覧 (Windows編)

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無償で利用できるベンチマークソフト「姫野ベンチマーク」(略称:姫野ベンチ)を用いて、Windows機のCPU性能・メモリ性能を測定する際の手順メモです。姫野ベンチの公式サイトからexe形式の実行ファイルをダウンロードして、シングルCPU(シングルコア)上での実行性能を測定します。

姫野ベンチとは「ポアッソン方程式解法をヤコビの反復法で解く場合に主要なループの処理速度を計る」ベンチマーク用プログラムで、CPUの性能だけではなくメモリの性能が処理速度に大きく影響する“メモリバウンドな”性能特性を持っています。

Windows7の遅いXPモードを劇的に高速化する方法

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Windows7のXPモードを長期間使っていると、XPモードの起動時やXPモード上でのアプリケーション操作時に動作が遅いと感じることが多くなってきます。ここでは、そんなXPモードを安価なSSDを使って劇的に高速化する方法を紹介します。

XPモードの仮想ハードディスクファイル(通常15GB程度)以上の容量を持つSSDを準備して、PCに増設することが前提条件となります。近頃は容量32GBのSSDを4千円程度で購入可能ですし、これでXPモード上の各アプリケーションがサクサクと軽快に動作することを考えると、投資する価値は十分にあると思います。

Oracle ORIONの使用方法 (Windowsディスクベンチマーク)

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Oracle社が提供するディスクIO性能ベンチマークツール「ORION」を用いて、Windows環境上でディスクのIO性能を測定する際の手順メモです。

「ORION」は、Oracle DatabaseのIO制御プログラムをベースにして作成されており、RDBMSの様々なワークロードパターンをシミュレートしてディスクIO性能を測定できる優れたベンチマークソフトです。Windows版・Linux版・Solaris版・AIX版・HP-UX版が提供されており、異なるプラットフォーム間でディスクIO性能を比較する用途でも利用できます。