SITE TOP  Outlook Expressからのメールテキスト出力・保存を実現する無料ツール

Outlook Expressからのメールテキスト出力・保存を実現する無料ツール
  - OutlookExpress-MailTextExport.vbs

Outlook Expressで受信した大量のメールをテキストファイルで出力した上で、このテキストファイルを加工したいと思ったのですが、Outlook Expressからのテキスト出力を実現できる無料ソフトが見付かりませんでした。

そこで、これを“力業で”実現するためのVBScript(WSH)を作成しました。ソースをダウンロード提供していますので、同様のツールをお探しの方はぜひ利用して頂ければと思います。

私がOutlook Expressからテキスト情報の抜き出しを行う目的は、仲間内のメーリングリストに配信された大量のメールをHTMLに変換して、ホームページで公開したいというものでした。他にも色々と便利な使い道があると思います。皆さまのアイデアを生かして、活用して頂ければと思います。

公開日:2006/01/06  更新日:2008/08/30




 ソースのダウンロード

  ダウンロード


 動作確認済みの環境

  • Windows XP SP2 , Outlook Express 6 , Windows Script Host 5.6
  • Windows 2000 SP4 , Outlook Express 6 , Windows Script Host 5.6

* Windows XP SP3 , Outlook Express 6 , Windows Script Host 5.7 の環境では、Outlook Expressへのキー・ストローク送信(WshShell.SendKeys)が有効とならず、正常に動作しないことを確認しています。

 動作・特徴

  • Windows Script Host のキー・ストローク送信機能を用いて、Outlook Expressからテキストエディタへのメールテキストのコピー作業を自動的に行います。


 使い方

  • zipファイルをダウンロード・解凍した後、VBScript(OutlookExpress-MailTextExport.vbs) をお好みのフォルダに移動する。

  • Outlook Expressを起動して、テキストファイルで出力したいメールフォルダに移動する。

  • Outlook Expressに表示されたメール一覧の「受信日時」などをクリックして、コピーしたい順番にメールをソートする。

  • VBScriptをテキストエディタで開いて、以下の2つの変数を設定して保存する。

    <17行目 Outlook Expressのフォーカスを得るための指定(フォルダ名を指定)>
    Const OE = "MailingList - Outlook Express"

    <20行目 ループ回数(コピーする件数を指定)>
    Const Roop = 10

  • Outlook Expressのメール一覧で、コピーを開始したいメールをクリックして選択する。

  • VBScriptをダブルクリックして起動する。

  • VBScriptが自動的にテキストエディタ(デフォルト:メモ帳)を起動して、Outlook Expressからメールテキストのコピーを開始するので、処理が終了するまで画面を操作せずに待つ。